どんなレコードが売れる?売れない?見極めるために知っておきたい特徴や種類を解説

古いレコードのイメージ写真 レコード

近年、人気が再燃している年代物のレコードの中には、高値で取引されているものが多数存在します。

とはいえ、全てのレコードがそうではなく、実際には全く値がつかないレコードも少なくありません。

古いレコードが売れるか売れないか、見極めが肝心ですが、知識がないことには難しいですよね。

そこで本記事では、高く売れるレコードや売れなさそうで実は売ることができるレコード、逆にあまり値がつかない、売れにくいレコードの特徴を、それぞれ紹介します。

高く売れるレコードの特徴

古いレコードとジャケットのイメージ写真

まずは高く売れる可能性があるレコードの特徴を紹介します。

以下の3つの特徴に当てはまるレコードは、高額で売れる可能性があります。

  • 生産量が少なく希少価値の高いレコード
  • 世界的に人気のミュージシャンのレコード
  • 音楽性が再評価されている作品のレコード

生産量が少なく希少価値の高いレコード

マイナーなレーベルのレコードや、売上が振るわず流通が少なかったレコードは、中古市場でも流通が少ないため、結果として希少価値が高くなります。

また、CDが登場した1980年代中頃は、レコードの生産量が減ったタイミングでもあります。そのため、1980年代後半以降のレコードの中にも、流通量が少なく希少価値を持つものが少なくありません。

上記のような希少価値の高いレコードは、中古市場でも自ずと高値が付く傾向にあります。

世界的に人気のミュージシャンのレコード

国内外で著名な大御所ミュージシャンやバンドのレコードは、新旧を問わず需要が高くなります

とくに、洋楽ロックやジャズ、シティポップのレコードは高く売れるものが多く、海外ならビートルズやクイーン、国内なら山下達郎や荒井由実といったアーティストのレコードは、世界的に高い人気があります。

所有するレコードの中に上記に該当するようなものがある場合は、一度査定に出してみるとことをおすすめします。

初版ともなれば希少価値もさらに高くなるため、びっくりするような高値が付くこともあります。

音楽性が再評価されている作品のレコード

発売当時は人気がなかったレコードが、後年になって音楽性が再評価されて需要が高まる場合があります。

歌手はもちろんのこと、作曲者や編曲者によって評価が高まるケースも少なくありません。

そういったレコードも流通量の少なさから、特に初版は高額で取引されている場合があります。

注意点として、このようなレコードは専門知識がないと正しい査定を受けられない場合があります。査定に出す際は、レコード買取の専門店に依頼することをおすすめします。

売れなさそうで実は売れるレコードとは

レコードの盤面のイメージ画像

古いレコードの中には、多くの人が売れないと勘違いしがちなレコードも存在します。

例えば下記のようなレコードは、「売れないだろう」と思い込んでしまいがちですが、実はそうとは限りません。

  • 長年再生せず放置していたレコード
  • サンプル盤やレンタル落ちのレコード
  • 遺品整理で見つかった大量のレコード

長年再生せず放置していたレコード

レコードは長期間再生していなかったからといって、必ずしも価値が落ちるわけではありません。

段ボールなどに詰めて長年放置していたレコードでも、状態が良く再生さえできれば、売れる可能性は十分にあります

長年放置していただけのレコードの場合、価値があるのかどうかもわからないことが多くなります。面倒だし捨ててしまおう、と考えてしまうのも仕方ありません。

しかし、希少価値があったり、再評価されているレコードが埋もれている可能性も十分にあります。処分してしまう前に、一度査定に出してみることをおすすめします。

サンプル盤やレンタル落ちのレコード

サンプル盤やレンタル落ちのレコードは、状態が良くないものが多く、ジャケットや盤面にステッカー等が貼ってある場合もあり、売れないと思いがちです。

しかし、サンプル盤はものによっては希少価値により高く売れる可能性があります。またレンタル落ちのレコードも、買取専門店なら買い取ってもらえる可能性があります。

注意点として、サンプル盤やレンタル落ちのレコードは、レコードの価値をよく理解した人間でないと正しく評価できない可能性があります。

そのため、サンプル盤やレンタル落ちのレコードを査定に出す場合は、「サンプル盤・レンタル落ちも買い取ります」と明記している買取店に依頼するといいでしょう。

遺品整理で見つかった大量のレコード

遺品整理や生前整理で、段ボールに未整理のまま入っていたレコードが大量に見つかることがあります。

中身も良くわからないし、どうせ売れないだろう等と考えてしまいがちですが、実際にはそういったレコードも売却することができます。

レコードの買取専門店の場合、未整理のダンボールのままでも買い取ってもらえるでしょう。査定の結果値がつかなかったレコードも、無料で引き取ってくれるお店もあります。

お宝が眠っている可能性も十分にありますし、値がつかなくても無料で引き取ってもらえれば、お金をかけることなく処分できます。

こんなレコードは売れない?値がつきにくいレコードの種類や特徴

クラシック音楽のレコードのイメージ写真

最後は、値がつきにくかったり買い取ってもらえない可能性が高いレコードの種類や特徴を紹介します。

ただし、これらに当てはまるレコードであっても、他のレコードとまとめて売却すると値段がつくことも少なくありません。

あくまでも「単品では売れにくい」レコードと考えると良いでしょう。

大ヒットして大量流通したレコード

ヒット曲のレコードは売れると思いがちですが、売れすぎて市場に溢れたレコードは希少価値がなく、値が付きにくい傾向にあります。

大ヒットして当時誰でも持っていたようなレコードは、中古でも需要が少ないため、買取店でもほとんど値はつかないでしょう。

とはいえ、流通数の多いレコードでも状態の良いものが複数枚ある場合は、まとめていくらといった形で値段をつけてくれるお店も少なくありません。

全集系や民族音楽、民謡等のレコード

クラシックなどの全集系レコードや、民族音楽、民謡・小唄のレコードは需要が低く、中古市場でも売れにくい傾向にあります。

市場での需要が低いレコードは買い取っても売れにくいため、残念ながら買取店でもほとんど値がつきません

ただしクラシックに限られますが、「クラシック音楽」というジャンル自体には高い需要があるため、著名な指揮者や演奏者のレコードであれば、全集系でも売れる可能性はあります。

保存状態が悪いレコード

ジャケットにカビや大きな破損がある、レコードの盤面に再生に支障をきたすほどの傷がある等、保存状態の悪いレコードは、残念ながら値がつきません。

また、タバコなどの臭いが取れない場合も、大きく価値を下げてしまう傾向にあります。

ジャケットがなくレコード本体だけしかない場合も、買取を断られるケースがあります。多少ジャケットが傷んでいたとしても、できるだけ保存しておくようにしましょう

売れるかどうかわからないレコードは査定に出してみよう

レコードは中古市場の需要により、どうしても売れるものと売れないものとに分かれてしまいますが、需要は常に揺れ動くためプロでも判断は難しいのが実情です。

今回売れにくいと紹介したものに該当するようなレコードでも、ある日突然需要が上がり買取価格が高騰する可能性も0ではありません。

古いレコードの本当の価値を見極めるには、レコードや中古市場、買取業界の専門的な知識が必要です。

聴かなくなったレコードがあるけど売れるかどうか分からない、捨てるか売るか悩んでいる、というような場合には、まずはレコードの買取専門店に査定を依頼することをおすすめします。

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